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山口健太の旅ブログ

仕事の合間を利用して、世界を旅しています。

コペンハーゲン駅前の「アンデルセン」は日本のパン屋

前回、ねんがんのロイヤル・スムシ・カフェを訪問した翌日の話。

travel.kentayamaguchi.jp

コペンハーゲン中央駅前、チボリ公園側の出口から信号を渡ったところという最高の立地に、おしゃれなパン屋「ANDERSEN BAKERY」がある。

↑中央駅前、チボリ公園前の大通りという素晴らしい立地。

↑いかにもデンマークらしいアンデルセンの名前を冠したパン屋だが、実は。

童話『人魚姫』や『マッチ売りの少女』などの作品で知られるデンマークの有名な童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの知名度の高さも相まって、いかにもデンマークらしいローカルなパン屋に思える。

だが、なんとこのパン屋、日本の「アンデルセン」のグループ会社だというのだ。てっきり日本にあるやつはデンマークのアンデルセンの支店か、あるいはオマージュの類ではないかと思っていた。たいへん申し訳ない。

このことはアンデルセンの公式サイトにも記載されている。現地での社名は「ANDERSEN DENMARK A/S」(A/Sはデンマークの株式会社)であり、本社所在地のBernstorffsgadeは、18世紀の政治家ヨハン・ハートウィッグ・エルンスト・ベルンシュトルフの名前を冠した、中央駅前にある大通りの名前だ。資本金は250万クローネ、というのは多いのか少ないのか。

私たちがお手本とし、デニッシュペストリーからヒュッゲまで多くのことを学んでいるデンマークの人々に、アンデルセンの本格ペストリーを里帰りさせたい、そしてこれまで以上にデンマークの人々と交流を深めていきたい。そんな思いを込め、チボリ公園や住宅街に「アンデルセン」をオープン。(アンデルセングループの公式サイトより)

要約すると、戦後まもない1948年に創業者の高木俊介氏が広島でパン屋を開業。1959年に訪れた欧州でデンマークのパンに出会い、日本でその味を再現しつつ、なんだかんだあって2007年にはデンマーク法人を設立、2008年にコペンハーゲンに店舗をオープンするに至ったという。ちなみにリトルマーメイドもグループ会社。あんまりパン食べないので知らなかった。

↑クロワッサンなどお馴染みのパンを始め、タルトやキッシュなどQOLの高そうなパンが並んでいる。

日本のパン屋という視点に立ってみると、ショーケースの中にある「Mini Croissant m. yuzu」が気になる。おそらくゆず入りのクロワッサンだろう。

↑ゆず入りクロワッサンがある。ほかにもTripAdvisorで投稿写真を眺めていたところ、「あんパン」や「クリームパン」の名前も見かけた。

値札には2つの数字があり、大きく書かれているのはテイクアウトの価格、店内で食べる場合はちょっと高いCafe価格になる。たとえばテイクアウトで11クローネのパンは、店内で13クローネ。数十円程度の差だが、お会計時に混乱しないよう注意したい。

↑カプチーノにクロワッサン、ミニ・パン・オ・ショコラで70.75クローネ(約1220円)だった。

↑朝8時前だったこともあり、店内は閑散としていた。

Yelpによれば平日は朝6時半から、土日も7時半から開いているようだ。周辺のホテルではベーシックな朝食ビュッフェに3000円近く取られることも珍しくない。かといって中央駅のセブン-イレブンやマクドナルドでは味気ないというときに、有力な選択肢になるだろう。

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