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山口健太の旅ブログ

仕事の合間を利用して、世界を旅しています。

4日で4都市の旅(3):コペンハーゲンのバス路線変更に苦しむ

前回はロンドンに23時間55分滞在した後、コペンハーゲンから再びシェンゲンエリアに入った。

travel.kentayamaguchi.jp

24時間の乗り継ぎ時間をいっぱいまで使って滞在するならば、なるべく市街地に近い空港を選ぶほうが楽なのは言うまでもない。コペンハーゲンは中央駅までたった3駅。運行間隔はそれほど頻繁ではないものの、フランクフルトやアムステルダムと並び、便利な都市だ。

↑ロンドンからコペンハーゲンに到着し、再びシェンゲンエリアに入国。出たり入ったり、無駄にスタンプばかり増えている。

だが今回は中央駅ではなく、空港に近いエリアに宿を取った。というのも筆者は2014年頃からコペンハーゲン空港近くの宿を片っ端から制覇することにハマっていて、価格優先ではあるものの毎回違うところに泊まっている。

これまで、Tårnby駅前で初心者にも安心な「Copenhagen Go Hotel」、イージーな名前の割にひどい場所にある「Copenhagen Airport Hotel」、宇宙から飛来したようなデザインの「AC Hotel Bella Sky」、モダンで合理的ながら安っぽさが残念な「Cabinn Metro」などに宿泊してきた。

今回目指すのは、これまた中途半端な位置にある「Zleep Hotel Copenhagen Airport」だ。

↑目指すはここ。ホテル周囲には清々しいほど何もないことが想像できる。

↑事前に買い出しをしようと思い立ち、空港のセブン-イレブンに駆け込んだものの、高くて手が出ない。

ホテルの前には「36」のバスが止まるという。しかし空港のバスターミナルに36のバス停はない。主要なバス路線「5A」やホテルシャトルとは異なり、36は地元民向けのローカル線なのだ。空港のインフォメーションで調べてもらったところ、5Aのバス停を越え、さらに駐車場に向かって歩く必要があるらしい。

↑翌朝、明るくなってから撮影した36のバス停。真っ暗な夜にこれを探すのは難易度が高い。

ようやく36のバスに乗ったものの、Googleマップを見ていると想定外のルートを走り始めたので焦る。後ほどバス停に貼り付けられたデンマーク語の通達を解読したところ、なんと数日前にバスのルートが変わっていたのだった。

↑36のバスに乗車。空港から乗る人は誰もいなかった。

↑何かがおかしい、と思ったら数日前にバスのルートが変更されていた。

↑間違ったバスに乗ったときのリカバリーは苦しい。今回は幸いにも15分ほどでホテルに着いた。

バスの件についてホテルで聞いてみたところ、やはりルートが変わったことで困っていた。地元民向けのローカルバスとはいえ、空港とホテルを結ぶ唯一の交通手段だっただけに、ホテルの存続が危ぶまれる。とはいえ、タクシーに乗って泊まるほどQOLの高いホテルでもない。

↑部屋自体は北欧デザインファンも納得の内装。快適なステイだった。

↑翌朝、外観を撮影。公共交通機関での到達が困難になったことで、存続が危ぶまれる。

朝食では、珍しいものを発見。ゆでたまごかと思ったら、なんと生だった。

↑朝食に生たまご発見。欧州に生たまごを食べる習慣はないので、こういうときには必ずボイラーが用意されているはず。

↑正式名称は分からないが、エッグボイラーとでも呼ぶべきだろうか。容器には熱湯が入っており、卵をぶら下げてゆでるタイプだ。

↑しっかりゆでると10分以上かかるので、適当に朝ごはんを食べながら出来上がりを待とう。

↑目を離した隙に、後から来たご婦人に「あら、ゆでたまごね」と横取りされそうになり、慌てて席を立った。あなたのたまごはあなた自身で守らなければならない。

それにしてもこのヨーグルト、一見したところ何の変哲もないラベルなのだが、絶妙な配色のバランスが目を引く。

↑オーガニック乳製品団体のNaturmælkによる、オーガニック・ナチュラル・ヨーグルト。思わずラベルに見入ってしまう。公式ウェブサイトは微妙だが。

再びバス停まで15分歩き、いざバスに乗ろうとしたら、またもや困ったことが。Rejsekortがエラーで乗れないのだ。

↑Rejsekortの残高が足りないとチェックインできなくなる。しかも匿名カードは制限が厳しい。

あとで聞いてみたところ、筆者が使っているRejsekort Anonymous(無記名式Suicaに相当)の最低残高は70クローネ。日本円で1200円ほどだが、デンマークでは残高が足りないときに精算するという概念がないので、仕方ない制限なのかもしれない。

記名式のカード(Rejsekort PersonalまたはFlex)なら最低残高が25クローネと低く、所定の申請をすれば外国人でも作れるようなので、時間があるときに挑戦したい。

↑コペンハーゲン空港のSASラウンジで出発まで待機。

↑フードコーナーは、時間帯によってサーモンがあるときとないときがある。

4日で4都市の旅、最後の目的地はユトランド半島北部のオールボーだ。デンマークの国内線に乗るのはこれが初めて。

↑最後のオールボーへ向かうべく、ATR 72-600に乗り込む。スカンジナビア航空のローカル路線にありがちなJet Timeの運航だ。

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